




ユニットバスリフォームのポイント・スタイル・機能

ユニットバスをリフォームするにあたってのPOINTは大きく分けると、
① 安全性の考慮
②お手入れのしやすさ
③リラックス出来る空間作り
といえます。
使用頻度の高い浴室は《痛みや故障》などの悩み多き場所です。
このPOINTを抑えた中で、家族構成などを考慮し目的に合った設備を選びましょう。
ユニットバスにはさまざまなオプションがあります。
『デザインに凝りたい』『便利にしたい』『広く使いたい』などご要望はさまざまです。
お客様の求めるこだわりが、さらに豊かなバスライフへと導いてくれます。
① 安全性

脱衣所との段差をなくす、手すりを設置する、すべりにくい素材を使用するなど、安全性を考慮することはとても大切です。
また冬場の寒い季節は、浴室内と部屋との温度差が激しくなり、血圧が急激に変化し血管に負担をかけてしまうことがあります。
換気乾燥システムを設置すれば冬場の部屋との温度差を解消してくれます。
② お手入れのしやすさ

水廻りの最大の敵はやはりカビですね。
壁や床、天井、ドア、排水口とあらゆる所に黒ずんだカビや、ピンク色のシミが発生してしまいます。
基本的には日々、最低限のお手入れと換気、乾燥をしっかり行っていくことが大事です。
その負担を軽減させてくれるものとして〔スッキリドア〕があります。ドアフチのゴムパッキンをなくしたタイプのもので、お手入れが非常に楽になります。
その他に、最後に入浴した人が洗い場にスイッチを押すだけで銀イオン水を散布する〔ヌメりま洗〕があります。銀イオンの抗菌力が雑菌の増殖を抑えお掃除の手間を省いてくれます。
このように現在の浴室には、毎日のキレイを維持するための進化した機能がたくさんあります。
③ リラックス出来る空間作り

ストレス社会とも言われる現代において、プライベートなリラックスタイムをバスルームで・・・という方は年々増えています。
疲れを癒し、リフレッシュする空間には手足が伸ばせ、リラックスした姿勢で入浴できる浴槽のスペース【最低一坪】が必要になります。最近では1.25坪以上の浴室を設けるご家庭も増えています。
また、スペースが確保出来ない場合には、太陽の日差しが入り、星空が望めるような大きい窓を設けてみたり、白などをふんだんに使って圧迫感のない配色にするなどの工夫をしてみると良いでしょう。
さらなる癒しのためのアイテムとして、LEDの光に包まれながら入浴出来る『水中照明』や、勢いよく出る泡が疲れをほぐす『ブローバス』など、まるでスパのようなリラックス感で上質な空間を演出してくれるものもあります。
また浴室のリフォームは他の水廻りと隣接してることが多いので、洗面所やトイレも一体でプラン構成しますと更に快適な空間が広がります。
ユニットバスのQ&A
- Q ユニットバスとタイル貼り浴槽はどちらが良いのでしょうか?
- A 最近の浴室リフォームはタイル貼り浴室からユニットバスにリフォームされる方が90%以上を占めています。 タイル貼りは手入れや耐久性に劣り、また冬場は寒いと大きなデメリットがあります。 ユニットバスは機能性、設備性もかなりグレードアップされていますし、密閉されていて漏水がないので建物の土台の腐食を防いで家を長持ちさせる事が出来ます。工期も早いのが魅力ですね。 オリジナルのヒノキ風呂や最新のデザインスタイルなどにしたい方は在来工法バスも良いでしょう。
- Q 家族に高齢者がいるのですが、高齢者に配慮した浴室にするにはどうしたらいいですか?
- A 浴室は最も事故が起こりやすい場所ですよね。安全性の高い商品を選んで下さい。 まず、浴室の出入り、洗い場での手すりを取付けることはもちろんですが、浴槽は、またぎやすい高さに設定されているものが良いでしょう。 また洗い場の床は転倒が心配ですので、床が濡れてもすべりにくく畳のような柔らかさで、ひざ立ちしても痛くない『ソフトカラリ床』をお勧めします。 また浴室の出入り口の段差はつまずきやすいので、最小限に抑える事も大事です。
- Q お風呂の入る時間が家族それぞれ違うのでお湯が冷めてしまうのですが何か良い方法はないでしょうか?
- A 都度追焚きをするのも大変ですよね、いつ入ってもちょうど良い湯加減をキープしたい方には、6時間たっても湯温の低下が約2℃でお風呂を冷めにくくする『魔法びん浴槽』がお勧めです。浴槽を二重断熱構造の魔法びんのような構造にすることで、放熱を抑え、圧倒的な保温性能を実現しました。
- Q 浴槽を大きくしたいのですが?
- A 広いお風呂で足を伸ばして家族団らんのひとときを過ごしたいですよね。 現在の大きさと状況によりますが、増築して大きい浴槽を入れる事も出来ますが、増築しないまでもデットスペースを利用してゆったりバスルームを可能にしてくれるのが『もっとひろがる』シリーズです。 独自のスリム構造を採用し配線経路の見直しによって、27種類もの対応サイズで短辺 長辺共にサイズアップし、オーダーメイド感覚で大きな浴室サイズをお選びいただけます。
- Q 浴室を乾燥室に出来ると聞いたのですが?
- A はい、可能でございます。 お手軽なところで言いますと、『暖房換気扇』があります。高速温風が浴室内をスピード暖房&換気してくれますので、雨の日や梅雨時期の洗濯物干しに利用されている方もいます。 また、暖房、乾燥、涼風、換気の1台に4つの機能を持つ『浴室換気暖房乾燥機 三乾王』は、換気はもちろん冬は暖房で浴室を暖め、夏は涼風でさわやか入浴。雨の日や花粉の季節には洗濯乾燥室に早変わりします。 その他ミスト機能が付いたタイプのものなど豊富に取り揃えております。
- Q 光熱費を安く抑える給湯器はどのようなものがいいですか?
- A 最近注目を浴びているのが、『エコキュート』です。 テレビや照明、冷蔵庫などの電気や冷暖房のうち家庭で使うエネルギーのうち、給湯の占める割合はなんと35%と言われています。 家計の負担を減らす為に、エコキュートはとても効果があります。 空気の熱を利用する事で、使用する電気エネルギーの約3倍のエネルギーでお湯を沸かします。つまり消費が約3分の1になる省エネ効果なのです。最近は省エネ効果が約4倍のタイプも登場しています。 さらに電気料金が割安な深夜時間帯に主にお湯を沸かすので、とっても経済的で光熱費は大きく削減出来ます。

