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エコキュートとは
「エコキュート」とは、ヒートポンプを利用して効率よくお湯を沸かす電気給湯器の愛称です。
電気の力でお湯を沸かすということで、IHクッキングヒーターと並びオール電化住宅に欠かせない機器となっています。
エコキュートの最大の特徴となるのが、従来の電気給湯器と比べて低い消費電力でお湯を沸かせる点です。これは、エアコンの冷房・暖房技術としておなじみのヒートポンプを利用してお湯を沸かしているからです。
ヒートポンプは、空気から熱を取り出すことで、ヒーターを利用する場合に比べて、同じ消費電力で6倍以上もの熱エネルギーが取り出せる利点があるのです。
さらに、電気料金の安い深夜時間帯（夜11時から朝7時）に稼働させてお湯を沸かすことで、ランニングコストを抑える工夫が盛り込まれています。電力会社ではエコキュートの稼働に合わせるように、深夜時間帯の電気料金がさらに安くなる契約プランも用意していますので、組み合わせて利用すれば、電気代を非常に安く抑えることができます。
エコキュートは基本的には、ヒートポンプで沸かしたお湯を、お風呂や台所で給湯するというものになります。しかし中には、自動でお風呂にお湯を張る機能や、沸かしたお湯を床暖房や浴室暖房に使える製品もあります。
単に給湯だけでは終わらない、広い使い方ができるというのもメリットでしょう。
エコキュートのQ＆A
- ガスと比べてどのくらい早くお湯が沸くのですか？
- 電気温水器／エコキュートは使用するお湯をおトクな深夜電力で沸かしタンクに貯湯して使用いたしますので、基本的にガスの湯張りとはイメージが異なります。タンクに貯めているお湯を浴槽に引き、使用するというイメージです。目安湯張り時間は、200Lの浴槽で約15～20分です。 ※高圧力型・浴槽一階設置の場合・配管条件による
- ガスと比べてどのくらいおトクですか？
- お住まいの地区、お客様の生活スタイルにもよりますが電気温水器であれば毎月約2500円、ヒートポンプ式電気給湯機ではなんと約5000円/月もおトクとなります。 ※東京地区一般家庭の場合
- 追い炊きは可能ですか？
- 可能です。電気温水器では370L・460L・550Lタイプ、ヒートポンプ式電気給湯機では370L・460Lタイプと豊富なラインナップをご用意しております。
- 台所とお風呂場で違う温度のお湯を使うことはできますか？
- はい、できます。三菱の電気温水器には、「ツイン湯温コントロール」という機能があり、「蛇口給湯用」と「ふろ湯はり用」の混合弁がそれぞれ独立して働くので、違う温度のお湯を同時に使えます。
- ガス給湯機から買い替え導入後のガス管の処理等はどうすればよいですか？
- ガス会社にご相談下さい。
- 浴槽は取り替えなくてはいけませんか？
- 基本的には、お取替えは必要ありません。ただし特殊な浴槽をご使用の場合は、お取替えが必要な場合があります。
- 風呂器具(シャワー口)の取り替えは必要ですか？
- 基本的には必要ありません。ただし特殊な器具をご使用の場合は取り替えが必要な場合があります。
- 設置のスペースはどのくらい必要ですか？
- 奥行が370L・460Lタイプで630mm、550Lタイプでも690mmスペースが取れれば据付は可能と言えます。またヒートポンプ式電気給湯機ではヒートポンプユニットがタンクとは別設置になります。
- マンションでもガスから取り替え可能ですか？
- 温水器設置のスペースや配管・200V電源の工事等の問題はあることが想定されますが、取り替えは可能です。 契約電力を変える必要はありますか？ 深夜電力を利用した機器となりますので、電力契約内容を変更いただく必要があります。契約体系は各電力会社によって異なりますので、詳しい内容は管轄の電力会社へご確認下さい。
- 電気温水器とエコキュートの違いは何ですか？
- 電気温水器とは、電気でお湯を沸かすシステムの総称です。 システムには、ヒーターで水を暖めてお湯にする「ヒーター式」、大気の熱を圧縮することにより、高温の熱を得てお湯を作る「ヒートポンプ式」の2種類があります。 よく聞く「エコキュート」とは、後者の「ヒーオポンプ式」電気温水器のペットネームです。
- 耐久年数はどのくらいですか？
- 設計耐用年数は10年を想定しています。
- 寒冷地に居住していますが、不凍等の対策は必要ですか？ 専用の機種はありますか？
- 凍結防止工事が必要となります。またヒートポンプ式電気給湯機としては寒冷地用として370Lと460Lの追いだきフルオートタイプを取り揃えております。
